【情熱大陸】ヤンキース・黒田博樹の回観たよ、オトコの成長術7カ条
黒田博樹(メジャーリーガー) 情熱大陸
http://www.mbs.jp/jounetsu/2013/04_14.shtml
先日放映されたものを録画していたので観てみた。
僕はカープファンということもあって、昔から彼の投球は見てきているわけだけど、
やっぱり名門ヤンキースに移籍したからこその情熱大陸って感じなのだろうね。
カープやドジャースにいたらまずこの番組に取り上げられていなかった気がして、
なんかさらに遠い存在になってしまった感じで何とも言えません。
活躍するのは嬉しいものの、有名になればなるほど寂しさも襲ってくるという
よくあるジレンマ。何なんだろうね、この感覚。
ま、それはさておき、いろいろと練習風景なども密着取材を受けていたわけだけど、
彼はなぜ年を重ねても成長し続けているのかということが主に語られていて、
彼の行動から読み取った成長するポイント「オトコの成長術」を7つ挙げられていたので紹介してみる。
★オトコの成長術・第一条「いさぎよく捨てる」
日本のプロ野球時代では速球勝負のピッチャーだったわけだけど、
メジャーではその速球が通用しないと感じ、
すぐさま変化球(ツーシーム)主体のピッチングに変えたんだそうな。
まあ年を経るとともに速球自体も勢いが落ちてくるものだしね。
日々色々と試行錯誤し修正を加えていくのがプロなのだろうと思う。
やはり若い頃の余力だけで頑張っているような人とは違いますな。
この辺はずっと低迷中の松坂投手も参考にするべきなんじゃなかろうか。
★オトコの成長術・第二条「敵を知る」
相手打者対策の手作りノートなんかが披露されていたわけだけど、
割と情熱大陸で取り上げられたりするスポーツ選手はこういったものを書いてる人が多いよね。
★オトコの成長術・第三条「先達の教えを乞う」
同僚でありベテラン投手のペティットにカーブの投げ方のこつを聞いていた黒田。
こういった教えを乞うことって普通のことなんじゃないの? と思わなくもないです。
★オトコの成長術・第四条「戦場に家族は呼ばない」
打たれたりヤジられたりするところを家族に見せたくないんだそうな。
なんかこれは成長術ではなくて、むしろポリシーみたいなものかな?
★オトコの成長術・第五条「あきらめない」
高校時代には全くパッとしない選手だったのが努力次第でここまで活躍しているよ、
ということでこの「あきらめない」というワードが出てきたわけだけど、
この辺はなんか当たり前すぎて何とも言えません。
★オトコの成長術・第六条「腹をくくる」
ドジャース時代に頭部へのピッチャーライナーを受けた時、しばらく投げるのが怖かったものの、
「腹をくくらないと結果が出ない!」ということを意識して今では完全に吹っ切れたらしい。
これはなんかもう精神論みたいな感じになっちゃってません?
★オトコの成長術・第七条「死ぬ覚悟で戦う」
戦いの中、スタジアムで死ぬなら本望と本気で思っている、とのこと。
これはもはや観念的な感じですな。成長術関係ない気がする。
う〜む、第一条から進むにつれて段々普通な感じになっていってるのは気のせいだろうか?
なんかすごい無理やりこじつけてる感じが凄すぎて若干白けてしまった。
これは密着する前からあらかじめ「成長術」というものをポイントにして
番組を構成していこうという考えで創られたものだとしか思えない感じだね。
ま、そういう考えは悪くないんだけど、そこから拾ってきたポイントがありがち過ぎて全然面白くない。
どうしてこうなってしまったんだ……。
黒田は悪くない、悪くないんだ!!
すべて情熱大陸の構成が悪いんだ!!!
でも、それなりに楽しめた番組ではあったけどね。
それにしても、黒田の父親って元プロ野球選手(南海ホークス)だったというのは驚いたなぁ。
母親も砲丸投げの選手でオリンピックを目指すほどの実力だったらしい。
スポーツ家族ってなんか良いですな。
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