【WBC選考】山本浩二監督が落選5人を決めた理由

先日、WBC最終メンバーの選考が行われ、落選する選手が決まっちゃったわけだけど、
その落選理由も公開されたようです。


浩二監督「非常につらい選択」…野手落選を決めた3つの理由
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130221-00000006-spnannex-base

投手は右肩の張りで登板できなかった浅尾、紅白戦も含め2試合連続失点の山井が外れた。野手については「(内外野で)12人しかおらず、頻繁に選手を代えることはできない。試合後半になっての戦い方を考えた」と説明した。(1)国際大会で、控えは代走よりも代打を使うケースが多い(2)外野陣は長野、糸井、内川とフル出場が予想される――この点から聖沢、大島の昨季セ・パの盗塁王の外野手を外した。村田は「右の大砲」という点で中田とかぶる。一塁も守れる中田を優先した。結果的に体調に不安の残る選手が外れた。

ちなみに、落選したのは山井大介投手、浅尾拓也投手、村田修一内野手
大島洋平外野手、聖沢諒外野手
の5人。

投手の場合はケガなどしてるから理解できるものの、
野手落選の方はちょっと理由が微妙な感じがしてしまうね。

ポジションが被るから外すってのも、なんか勿体ないとしか言いようがない。
特に大島洋平聖沢諒の両選手。セ・パ盗塁王なわけだし。

どう考えても、終盤の1点の攻防となった場合、
代走として起用するケースはいくらでも考えられると思うんだけど。

山本監督自身がホームランバッターだったということもあって、
1点の攻防となったら一発を狙う戦術に走るということの現われなんだろうか?
これじゃあ日本の“野球”ではなく完全に“ベ−スボール”的なものになってしまうね。

本戦が始まる前から不安が残る船出になるというのは
前の2回では無かったことなんじゃなかろうか。

せめて、23日からのオースラリアとの壮行試合では圧倒してもらいたい、そう願います。


ベースボールマガジン増刊 WBC公式ガイドブック 2013年 03月号 [雑誌]
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